ある現代文講師の活動日記

大学受験予備校講師の武川です。『全国大学入試問題正解』(旺文社)を解いた記録用のブログです。

Day 1(国公立)北海道大学 2017年度

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言わずとしれた旧帝大の一角ですね。難関国公立を目指す子の導入的な問題として扱うテキストが多いイメージ。そして良質な問題が多い。

 

◆問題構成

現代文×2+古文・漢文×1

 

◆出典

大問1  『江戸の妖怪革命』/香川雅信

→妖怪と幽霊が明治前後でどのような扱いをされたか、ということを述べた文章。いわゆる近代化されたから幽霊も妖怪も信じられなくなった、というスタンスではないのがポイント。

 

大問2  『知識の政治学』/金森修

→昨今の「リスク論」が普遍的な根拠を有していそうで実は恣意的であることを糾弾している文章。これは割と素直な近代思想の文章。

 

◆雑感

・換言記述×7、理由記述×1。

・根拠は押さえやすい。抽象化もそんなにしんどくない印象。

・旺文社の答えに1問、東進の解答速報にも1問ほど疑問符が付くものがありました。

 

以上。

 

なお、過去問研究という大それたものではなくあくまでも備忘録ですので悪しからず。

 

無料で考え方や概論は載せません。

Day 1(私立) 北星学園大学2018

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河合塾偏差値(ソース割愛)  

・文学部英文学科50

・他学部40-42.5

 

◆形式

・現代文2題/60分

 

◆出典

大問1『アンドロイドは人間になれるのか』/石黒浩

大問2『幼さという戦略』/阿部公彦

 

◆雑感

・大問1はアンドロイドがより実用化されるためには演劇的な要素が必要、というお話。文章内容は普通に面白い。

・大問2は近代的個人についての文章。個人の意見の表明方法について近代における変化を述べる、というもの。典型題。

・語彙や漢字をしっかり問うてくる。中堅~下位私大の中では平均的、またはやや少ない数。でも大問2の語の誤用問題はイマイチ。

・きちんと根拠を取らないと正解できない問題。傍線部近くを読めばなんとかなる訳ではない問題もチラホラ。

・基本的な作りはセンターを意識してる?選択肢は短めで、記述問題も2問出る点を除けば。

・受験者平均点が55-65、合格者平均点が65-77。偏差値から考える受験者層を想定すると「良問」だと思います。

 

基礎クラスの一学期に解きたい問題ですね。

 

 

 

活動記録としてブログを立ち上げました。

こんにちは。大学入試/高校入試の現代文科予備校講師の武川です。

 

今年も発売された『全国大学入試問題正解』。いつもパラパラ見ているだけでしたが、今年は全部解くことにしました。

 

その活動記録としてブログを立ち上げました。よろしくお願い致します。

 

1日2題(私大、国公立各1題)を目標に。頭から解き始めます。

 

夏明けぐらいでひと通り解きおわりたいですね。

 

生暖かくご覧下さい。

 

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